なんの情報(予告等)なく鑑賞したが・・
第71回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作。
不思議で、良くわからなかった!
*「ラザロ」とは、キリストの奇跡によって死後4日目に蘇生した聖人。
*1980年代初頭に、イタリアで実際に行った詐欺事件:小作人制度が廃止されたにも関わらず、小作人を騙し隠蔽し社会と隔離し、搾取し続けた侯爵夫人。
その夫人の息子が起こした誘拐事件。
20世紀後半、イタリアの小さな村に、純朴なラザロたちは、侯爵夫人に小作人制度の廃止を隠蔽され搾取される生活を送っていた。
疑わず、求めず、村人からも良いように使われていたラザロに、夫人の息子タンクレディが誘拐騒ぎの共犯にし、兄弟として扱うが、ある時・・・
老いた1匹の狼が、ラザロ自身だったのか。。。
第71回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作で、マーティン・スコセッシはじめ各人が今年No.1と絶賛しているが、
時をおいて見直せば、不思議さは良さに変わるんだろうか。
ラザロ役の男の子(アドリアーノ・タルディオーノ?)の澄んだ瞳と古典的な精悍な顔立ちは、今後期待したいと思った。
56/2019