ポンジュノが2010年代にオススメする映画５選中二つ目の鑑賞つー事で、
映画を鑑賞する上での捉え方として「リアリティとファンタジーのバランスや描き方」という視点があるなーと頭の中に置きながら最近映画を見る様になった。
国々が持つ文化背景、社会問題を取り入れつつ「作り話」として非現実的な描き方をする。
この映画は元が寓話なのか、全体から感じるテーマが罪と罰や人間と神、王と民、の立ち位置から「こういう事をするとこうなりますよ」という説法の様な雰囲気が漂う。
しかし、ラストの描き方含め、途中のタイムスリップを良しとするか否かで大分この映画の見方は変わると思う。
上記のバランスという意味ではもうちょっと考察を求められた映画ではありつつ、
純粋に「素晴らしい！」とはならなかった。
まだ5選中の二つ目ではあるがポンジュノの好きな傾向としてのファンタジーさの類いが何となく分かったかもしれない。
