幸福なラザロの作品情報・感想・評価・動画配信

「幸福なラザロ」に投稿された感想・評価

LUKESIS

LUKESISの感想・評価

4.5
ラストの意味🐺
人によって解釈が違うかもしれない、自分が附に落ちた解釈が正解なのかもわからないけど。
観た後かなり引っ張られた、そしてめちゃめちゃジワる。
難しいけどシンプルに「ザ・真理」という感じがする。
しづお

しづおの感想・評価

4.1
観たことのないジャンル。素晴らしい!
ラザロの純粋無垢な瞳。脚本も凄いけど、よくこの役者見つけたなぁ。
咳こむ青年にタバコを渡すシーン、田舎の荒涼とした美しさ、樹の下で流す一滴の涙、狼が嗅いだ善人の匂い、印象的なシーンがいっぱい。
encore

encoreの感想・評価

4.2
精神科医の内海健先生に「自閉症スペクトラムの精神病理:星をつぐ人たちのために」という著作がありますが、観ている間ずっとこの本のこと(特に副題)を思い出していました。
ASDは言語との関係がうまくいっていないだけで、共感能力はむしろ常人よりあるわけです。というわけで物語は鈍感で言葉に踊らされる人々と無垢さゆえ言葉の滑稽さを暴いてしまう主人公のあいだの落差をめぐって展開していきます。

ラザロというのは明らかにキリストが蘇らせたラザロからきていますが、聖書では人類全体の救済の予兆であったはずのラザロの復活はこの物語では完全に無視されてしまいます。キリストが狼に置き換えられていることの意味を考察するのも楽しいと思います。

全体として寓話的で構造の非常にはっきりした映画です。しかしディティールは粒が立っていて物語に従属的にはたらくことはなかったように見えました。これだけでも称賛に値しますが、現代の難民問題や資本主義(というより封建主義とその延長としての金権主義でしょうか)への批判をイデオロギーに堕することなく忍ばせてのける感覚にヨーロッパの知的伝統の厚みを感じた次第です。

他作品もぜひ鑑賞したいと感じました。
Ren

Renの感想・評価

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切なくて、映像がきれいで、ひたすら切ない
眠り猫

眠り猫の感想・評価

3.5
小作人って聞くと『おしん』を想像しちゃう。
hiro

hiroの感想・評価

4.6
ボクはあの時に年老いて群れを追い出された狼になった
そして、時が止まった。

ここは用水路だよ。月みたいだ。
という会話が素朴すぎて
もしかしたら、搾取ではなかったのかも。

真実を知ったら幸せなのか、知らない方が幸せだったのか
自然から遠のく町の人間の心はやっぱり荒んでいくけど、まっすぐな瞳はすべてを知っても変わらずに会いに行くはず


町にはプラスチックのゴミ、山には食べられる木の実や野草。
生きる道を決めるのは自分なの、置かれた環境なの、神さまなの
聖アガタは美しすぎて不幸なの?
世の中分からないことだらけ
最後、銀行で群がる人たちに吐き気がする


幸せでもなく、ほっこりもしない、なんか切ない、ハッピーエンドとも言い難いけど、ラザロは幸福なラザロ
r

rの感想・評価

3.6
この映画の現実的日常的な雰囲気にファンタジーであろうと思われる要素が不自然だけど違和感がなかった
この映画は理解が難しいと思うけど
不思議な浄化される映画
ラザロのあまりにもな純粋さ、
純粋を超えて神聖な瞳のせいかもしれない
この映画を考えた人の思考に驚く
(2020/1/4鑑賞)
なんかうまくこなせなかった。
yoyoyo

yoyoyoの感想・評価

3.7
感想書くの難しい。イタリアの片田舎。小作人制度が廃止されたにもかかわらず、社会と隔離されたその村では、50人程度の村人が、公爵夫人のもとで小作人としてただ働きをされていた。村人の一人のラザロは真面目で純粋で穏やかな聖人。村人の中でもちょっと浮いていて不思議な存在。途中まで事実に基づいた話しなんだと思ってたら、途中からなんだか狐につままれたような展開に。なんだろ、これ。すごく淡々と地味に進む静かな映画と思いきや、途中から奇妙な世界に放り投げられた感じ。不思議な余韻を残す映画だった。幸福なラザロってタイトルは、途中まで皮肉なのかと思ってた。後半は、これが幸福ならわたしは嫌だな、と思ってしまった。自由になったのに、居場所がない。自由を制限されることが苦手な私は、改めて隔離されることの怖さを感じた。
Taka

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3.4
イタリアの土っぽさ。主人公のやるせないほどのイイ人具合は、「若者のすべて」のロッコを連想させた。

世界観は嫌いではないが、ストーリーはあまり好みではなかった。

16mmで撮っているのにカラコレで色やコントラストを戻されているのか、
フィルムの良さが消されてデジタルにフィルターをかけたような描写になってしまっている。
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