幸福なラザロの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「幸福なラザロ」に投稿された感想・評価

ラザロのピュアさに胸が苦しくなった。あの村の様子はずっと見続けたかった。
幼いピッポがうちの息子みたいで笑ってしまう。
* ゚Д゚)<昔〜々🇮🇹伊太利亜村に👦🏻愚かなほど心優しく勤勉で🌝黒髪くるくる天パで胸毛も生えておる=4歳ウハウハな青年がおったのじゃ📖✨⛰美しい風景は牧歌的🐑✨質素・朴訥…どう形容しようが貧困と、続く搾取。社会から取り残される人々🐓✨ラザロの瞳👀と脚本が愛おし過ぎまつ🐺

【各賞各部門24ノミネート🏆カンヌ映画祭脚本賞など2受賞👏🏻】

道徳教育&情操教育に良さげな✏️老若男女🎹🎼万人向け(中学生以降ぐらいなら大丈夫👌🏻✨な作品📽なのでご家族でもゼヒ
年内過去分
連鎖する"搾取"を主題とした、寓話色の強い映画だが、その実、主題とかけ離れた瞬間にこそ輝きがある。二度かかるバッハ、最もパーソナルで、平等な、立場の違う孤独な魂の共鳴。狼の遠吠が呼び起こす、幸福な幻視。ひとときの幸せ、居場所に再び辿り着くための果てなき徒歩移動。くどくど書いたが、正直あまり面白くはない。
some

someの感想・評価

3.0
知識不足で映画の本質を読み取れず、私には楽しめませんでした😢
彼が真に人の子だったとしたらあの性格にあのルックス、とっくに村のオバサンネエチャン連中にいたずらされてたに決まってるんだわ。"労働犬の一生"に置き換えれば合点がいく。気の毒に時空のねじれでパトラッシュだけ現世に舞い戻ってしまったんだろう。

ガキの頃オスカー・ワイルドの『幸福な王子』を読んで何が幸福やねん!て感想抱いたことを懐かしくも思ったりしたが、ある意味糞まみれの世の中に染まらず無垢なまま一生を終えることは幸福と言えるんじゃないか。俺も死ぬまで童貞のままでいるべきだったよ。ラザロよ、主の元へ戻っといでや。あの老いた狼の目もそう言ってた。
何も望まないラザロが繋がりを希求する物語
無償の愛と搾取のシステムを巡り幸福とは何かを考えさせられる

小作人制度が終焉した時代のイタリアの地で、村人たちを支配する公爵家と、その村人たちに利用されるラザロ

作中の建物にも刻まれている、作品の舞台となる村の名前はインヴィオラータ、「汚れなき場所」という意味だそう
公爵夫人が村を社会から意図的に断絶したことで村人たちは社会変化に無知であり一方的に搾取されているが、それは汚れからも村人を守っているともいえる
公爵夫人が予見したように搾取構造から解放された数十年後、村人たちの暮らしは変わることがない
様々な形を持って搾取は行われ、貧者は貧しいままだ
寧ろ仕事にありつけない村人たちは貧しさから人を騙す必要性さえある
ここでいう村人たちは、知ることで汚れを知り楽園から追放されたアダムとイブに近いのかもしれない

天は人の上に人を作らず人の下に人を作らず、とは有名な言葉だが、人は人の下に人を作る
公爵夫人が搾取する村人たちはラザロから搾取する
蔑ろにされてもラザロは平然と受け入れ、他者の望みを叶えようとする
望まれればその通り行動するラザロの行動原理には従来の宗教が是としてきた無償性とも呼べるものがあり、しかしそれは彼を幸福にはしない

他者の望みを叶えようとするラザロの姿には他者との繋がりを維持しようとする彼の意思を感じる
それは家族というものを持ったことがないラザロがそういった利害関係でもいいから他者と関係したいと願った末に培われた価値観のようにみえる
だからタンクレディがラザロを兄弟と呼んだとき、彼は心の底から喜び、村人たちに嘘までついたのだ

この作品で狼は様々なものを象徴しているように感じる
そのひとつは、作中の話にあったように「善意を嗅ぎ分けるもの」だ
だからラザロは崖から転落しても狼に食べられずに復活を遂げる
狼が善意を嗅ぎ分けられるのは、神の使いだからではないか
最初声だけしか聞こえなかった狼は奇跡の瞬間に姿を現す
ラザロの復活
音楽という福音
ラザロの死
復活したラザロを祝福し、狼は街中に去る
きっと神の御元にかえるのだ

この作品はキリスト教の様々な考え方に基づきながら、どこかアンチキリスト教に見える
ラザロは狼に善人と判断され喰われずに復活した聖人だ
しかし時代を超えて彼を待っていたのは死ぬ前と変わらない強者が弱者を搾取する世界だ
タンクレディにも裏切られたラザロは涙する
この涙は、どこまでも無償で人に尽くそうとしたラザロが期待してしまった結果だ
愛を求めたとき、人は期待することをやめることはできない
そしてそれは復活や音楽といった、神の用意した奇跡では癒されぬ傷だ
それでもタンクレディへの愛を示そうとする彼は誤解の果てに殺される
そこにある問題提起は、“果たしてかつて宗教が形成した道徳観は人々を幸せにするだろうか?”ということだ
ラザロは最期まで報われることがない
そして宗教で賞賛されるその無償性は復活という奇跡を起こしはしても、幸せにする力は持っていないという不条理さと現実社会の美しいまでの残酷さをこの作品は突きつけてくる
Miranda

Mirandaの感想・評価

3.0
善い人というのは生きづらい世の中なのです。ナザロは生きづらいなどと1ミリも思ってませんが、今日もまた搾取された私は生きづらくて仕方ない。後半からの年齢設定がめちゃくちゃでSF映画になってました。1番謎なのが犬の年齢。タンクレディって名前がすごくカッコいい。
アヤ

アヤの感想・評価

4.0
批判と皮肉の2時間。前半と後半で「豊かさとは」について投げかけたあと、そこにラザロの存在を突きつけられて観ているこちらはまごつく。そしてラストシーン。だれでもないものに殴られたようなかんじ。こういう観た後の感覚がなんとなくハネケと似てる。
ウメダ

ウメダの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

イエスキリストの友人、ラザロ。
ラザロは、イエスによっていったん死より甦らされる。
それを考えると、中盤に崖から落ちてしまったラザロは、一旦死んだとも考えられる。
が、彼はもともと人間として生きていたのか、それすらもわからない無垢で感情の起伏が少ない青年ラザロ。
イタリアの闇をただ眺めみる傍観者のようにも見える。観客と同じように。

この作品、解釈が難しいし、心を動かされるシーンもない、感動シーンもない。映像ももの凄く好みな作品でもない。だがこの映画は素晴らしい作品だと思う。カンヌのコンペティション部門の当たり年に出品したので脚本賞だけになったと思うが、カンヌでパルムドールを取ってもおかしくない作品。永久に語り継がれる神話的映画だと思います。
レナ

レナの感想・評価

3.3
寓話的な作品だけど、その真意をまだ読み取れないままモヤモヤしてしまっている。