109mania

COLD WAR あの歌、2つの心の109maniaのレビュー・感想・評価

COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)
3.0
男女の関係を平行線にたとえた詩があったように思う。並行線というとあまりよくない関係のたとえのようだが、その詩ではずっと離れずに見守る少しストイックな男ごころを表現していた。とてもステキな詩だと思った。
この映画を見終わった時の感覚は、その詩を読んだ時の感覚に似ていた。
と言ってもズーラとヴィクトルの二人は決して二つの直線ではない。並行線のようだが、数年に一度線がうねって時に絡み合い、時に交差する。十数年のうち、離れている時間がどんなに長くとも、再会すれば一瞬にして惹かれ合う。
そんな二人の内面をモノクロの映像とピアノやヴォーカルが紡ぐ音楽とで、ヨーロッパの雰囲気を十分に醸し出すオトナの恋愛映画でした。