このレビューはネタバレを含みます
かの北野武はこう言ったことがある。
「究極の映画とは、10枚の写真だけで構成される映画であり、回ってるフィルムをピタッと止めたときに、2時間の映画の中の何十万というコマの中の任意の1コマが美しいのが理想だと思う。」
この視点でいうなら、間違いなくこの映画は理想の映画である。
最後男は愛する人を追って自由を捨てたことになるという、ララランドの逆のようなストーリーも驚き。
あとからジワジワ来る音楽も◎
人には自由よりも「祖国」が大切なのかもしれないと思わざるを得ない。
いい国ならいいんだがな…