パエリア太郎

ブラック・クランズマンのパエリア太郎のレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
3.5
やったー!!試写会があたったー!!

教養がない僕にはとっても勉強になる映画でした。
また教養のなさうえにちゃんと受け取れてる自信もない映画でした。

この映画で日常生活で肌の色で直接露骨に嫌な思いをするのは、主人公の可愛い可愛い彼女くらいなもので
その下劣な差別行為も1人の警官に集約されており
その糞警官の存在も社会的にはあってはならん事だと認めて下さっている
こんなテーマで有りながら、差別の直接的な被害者があまりいない作りにビックリしました。
勿論、こんなことが当たり前にある社会ならその裏で不当な扱いを受けてる人が沢山いるってことを想像させる余白は沢山ありますが
その、可愛い可愛い彼女の主張も1人でも差別者がいるなら警察は敵だと
(教養が無いので、映画の中で語られてることだけ見たらね!)

フェアに作られている映画だし最終的に人種関係なく人間という生き物を舐めるなよ?という着地
そして、現在の政治を紛うことなく歴史をなぞって批判してみせるなんて、グゥの音もでないじゃないですか
良い映画だなと思いました。
事実としても電話と直接会う人を交換するリスクはよくわからんかったですが、、、

上品で、真っ当だからこそ物足りない所もあって、映画として偏っててもいいので差別主義者がもっとコテンパンになるところを見たかったなーと思いました。
少なくともアメリカを知らない今日の僕はそんな気分でした。
まぁ、タダで観といて物足りないとはどの口が抜かすんだって話ですが!

あと、僕は教養がない(4回目)ので
警官の黒人差別が2019年、今も残る糞問題だとして、なんでアメリカの警察はそれを根絶できないんですかね?!
結構狂ってませんか?!そういう社会に生きたことが無い僕でも見えざる差別を根絶するのは難しいのはよく分かるんですが、露骨な差別って警察官になる様な人が学ぶナウい教育、教養でも生まれるのかなって純粋に思いました。
パエリア太郎

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