きりんせんぱい

ブラック・クランズマンのきりんせんぱいのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
4.1
KKKとか黒人の運動家たちに焦点を当てながら、ユダヤなど含めた肌の色だけではない人種問題や女性問題にも踏み込んでいて、現代を反映している一作。かといって決して誰かの肩を持つわけではなくあくまで中立に立とうとしている姿勢も素晴らしいし、そしてそれらを笑いを交えながらエンターテインメントに仕上げる構成力、さすがスパイク・リーという感じ。
これが実話に基づいているっていうのがすごいな、と思ったらエンディングで現実の方がさらに醜いことになっていることを見せつけられるなど、非常に説得力のある脚本だった。
ジョン・デヴィッド・ワシントンってデンゼルの息子だったんだね。あとなんかブシェミに似てるなぁと思ってた同僚はブシェミの弟だったのか!
しかし、最近アダム・ドライバーは大活躍だね。