過去に類をみないくらいのメッセージ性を表現した作品。奇才スパイク・リー本気の傑作。
タイトル間の「k」の文字、「KKKと“國民の創生”」、衝撃的なラストの映像、そしてアカデミー賞時、監督の子供のような喜怒哀楽…サミュエルとの抱擁から「グリーンブック」受賞時の行動も作品を観れば納得がいきます。
内容は、強烈なメッセージを含めたブラック・ユーモアたっぷりのサスペンス。しかし、ぶっ飛んでるようで、軸はしっかりしています。人種問題抜きにして、1つの作品として観てもけっこう面白い。
アダム・ドライバーは安定の上手さです。
声に特徴があるので、アレで気づかないのはさすがにバカじゃないか思うのですが、これも監督からのメッセージなのでしょうね😏