チブ夫

ブラック・クランズマンのチブ夫のレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
3.9
他の社会派映画と一緒くたにすることは許さない、そんな強い意志を感じる作品だった。程良いユーモラスをジャブ代わりに牽制しつつ、最後にはとんでもない切れ味のジャックナイフを飛ばすようなバランス感覚。
ある意味日本人はこの手の問題においては門外漢かもしれないが、お世辞にも他人事とは思えない世界観を見せつけられた。

一触即発という言葉がぴったりなこういった作品が世界各地で一定の評価を集めることの意味はとてつもなく大きいと思うし、今後への布石として映画界の中でまた新しい流れを生み出すのだろう、そう思わずにはいられない。
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