SugarOnMe

ブラック・クランズマンのSugarOnMeのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
3.8
警官志望の黒人のロンが白人至上主義団体のKKKに応募し電話ではロンが、潜入には白人をと言うコメディー仕立てに興味が湧き鑑賞。

KKKに気に入って貰う為に、黒人のロンが黒人の悪口をこれでもかと言い放つシーンは大爆笑だった。

マイアミ・ヴァイス、リーサル・ウエポンと言ったバディムービーの逆を取り、黒人が指示して、白人がそれを実行するのも面白かった。なるほど、そう言う所にも差別があったんだなと。

沢山笑わせた後に、今でも起きてる差別が生んだ悲劇を挿入させ終わらせるのを見ると、グリーン・ブックがおとぎ話の様に見えた。あれはあれで良かったのですからね。誤解の無いように。

監督のスパイク・リーが、グリーン・ブックがオスカー作品賞を取った瞬間、怒りまくって会場を去ろうとしたのも、何となく分かる。

2019劇場#15
SugarOnMe

SugarOnMe