ピートロ

ブラック・クランズマンのピートロのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
4.0
『グリーンブック』がアカデミー賞の作品賞を受賞した時に、本作品監督のスパイク・リーが激怒したみたいな記事を読んだ記憶があった。
本作はコメディタッチでテンポもよく笑えるところもあるが、基本的には人種差別の問題に正面からがっぷり四つといった姿勢なので、ラストに流れる映像も相まって暗澹たる気持ちになる。
電話担当と潜入担当が別人というところがミソなのかもしれないが、ちょっと考えればもっといい方法があるんじゃないのと思わずにはいられない。
KKKが『國民の創生』を応援上映しているシーンがあったが、当作品を未見だったのでいまいち面白さがわからなかったのが無念。