空丘令

存在のない子供たちの空丘令のレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
3.5
最速試写にて。

もう総てが冒頭シーンの『僕を産んだ罪』という一言に込められてる。
育てられないなら産むべきでない。
自分たちの快楽の為だけに子供を作るな。

貧民層の育児放棄や食事確保ができない問題は、月々数千円の寄付で解決することではない。

まずは子供たちが寝てる横でさえ性行する大人達から教育をしないと根本的解決にならない。

貧困、移民、不法就労、無戸籍、育児放棄、様々な問題を改めて考えさせられる作品。


とにかく少年の演技が本当に素晴らしい。
赤ちゃんが可愛い。

是非多くの人に観て欲しい。
空丘令

空丘令