ち

存在のない子供たちのちのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
3.9
高評価をしていいのか、それすらもわからなくなる作品だった。
今この瞬間も世界のどこかで起きている現実。
人身売買、移民問題。日本で生まれて日本で生きる私には想像することしかできないし、当事者の辛さは一生わからない。
どうすることもできない、ただただ無力感だけが残った…
法廷でゼインの両親が訴えていたことも印象的だった。
生きるためだったらなんだって惜しまない。そういう状況だったら仕方ないことなのかなぁ…
それでも環境に負けずたくましく生きる子ども達の姿には感動した。
ち