存在のない子供たちの作品情報・感想・評価

上映館(10館)

「存在のない子供たち」に投稿された感想・評価

Mao

Maoの感想・評価

-
ゼインが誰も知らないのときの柳楽優弥みたい。
命があって、生きられる条件だってあるのだから、文句言って生きてる場合じゃない。
未来ある人達のために、なにができるんだろう。
skoyama

skoyamaの感想・評価

4.6
僕は地獄で生きている──"12歳"の少年がさらっと言う絶望的な言葉が苦しい。それでも懸命に生きる、ゼインの逞しさに泣きそうになりました。
じょん

じょんの感想・評価

4.1
悲しい。感想がまとまらない
こじ

こじの感想・評価

4.2
中東で過酷に生きる12歳の少年が、両親に対して訴えを起こす、そこまでに至った日々の出来事、親への憎悪を裁判所で互いの言い分とともに回想するようなストーリー
アカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされている

一番の驚きは、ほとんどの出演が素人であり、役どころに近い境遇の人物をキャスティングしていること
主人公の少年役の演技力の高さや表現力の強さとして見えるのは、演技ではなく過酷な日々を生きてきたゆえの表情なのかもしれない

不法移民的な社会事情や豊かさの違いはあるが、日本でも子どもの人権を無視するような親が増えてきている
どんな状況であれ、子どもの人権を尊重し、将来を考えて欲しいと願う

観ていて何とも言えない気持ちになるが、観おわった後も色んなことを考えさせられる作品でした
直で受け止めてしまうので一週間ほど体調崩した…

主人公のゼイン君やキャストのほとんどはプロの俳優ではなく実際に近い境遇の人を集めたのだそうで
この映画の後で実際の彼らは移住や進学などいい方向に向かっていると知った時 とても救われた
「自らのコミュニティーの代表を演じたことで自尊心を取り戻していく姿に勇気づけられた」と語る監督の伝えたい想いが最も反映された部分がキャスティングなのかもしれないと感じた

どんな作品も制作舞台は想像もできないくらい大変だと思うけども
やっぱりいい作品というのは裏側も含めていい作品であって欲しい。
なんでこんなことに…?
ゼインの目。
とてつもない苦労と悲しみを背負ってる。
言葉が出ない。
どうかみんなに見てほしい。どんな事でもいいから感じ取って欲しい。
TM

TMの感想・評価

4.0
観ててつらかった。

悲惨な境遇があまりにも可愛そうでつらかったのではなく自分の知らない世界が衝撃的すぎてつらかったということでもない。
あまりのしんどさに自分の悩みなんてちっぽけに感じました的自己肯定ツールとして捉えるのも違うし嫌。

何がつらかったかというと、
僕はこういう悲惨な現状が世界にはあるということを薄々知ってるというか多分みんな知ってる。なので実は衝撃もない。知ってはいるがその現状に思いを馳せたりしている暇はないので正常な対処として目をそらしたり閉じたりして毎日生活している。
本作はその閉じた目を全力でこじ開けてきてとてつもなくリアルな映像で問いかけてくる。そらさないでちゃんとみてと。だからつらい。

ラストカットの笑顔で最も救われたのはなぜかホッとした僕かもしれません。

邦題吉と出てます。
「存在のない子供」ではなく「子供たち」。
多分どの国にもゼインはいるはず。
twinkle

twinkleの感想・評価

4.8
最後ゼインの笑顔を見たときに、はっとした。本篇2時間を通じてゼインの笑顔をみたのは初めてだったから。


どうもがいても次から次へと押し寄せる困難。生まれた場所によってこんなに違うことを、私はわかっているようでわかっていない。
実際に彼らの気持ちをそのまま理解することはできないから、私は彼らが無国籍にならざるを得ない事情や、彼らを貧困に貶める原因について考え続けなければならない。気がついて考えるために、この映画をみたんだ。


どんなにもがいても抜け出せない貧困にいて、スウェーデンへ行けば自分の部屋を持てて自分と同じ民族が助けてくれてという話を気けば、誰しもがその一縷の光に頼りたくなるに違いない。
今まで助けてくれた人からその話が来た時に、そこで疑ってかかれるかは、難しいと思う。
それが人身売買だと気づくには、
人身売買について、
身近な人から自分が売られる可能性を考えていなければならない。

この映画が伝えたかった意図とは。
本編の最後のシーン、それに加えて法廷のシーンを少なくしていた理由は。

人を殺した少年で終わらせてはいけない。
私たちはこの少年のこととだけ思うのではなく、同じ事情を抱える人の存在を知っていなくてはいけない。と、感じた。
【映画なのにドキュメンタリーにしかみえない。言い訳は一切ない、真っ直ぐすぎる映画】
衝撃。
もっと日本で観られるべき
>|