存在のない子供たちの作品情報・感想・評価

上映館(9館)

「存在のない子供たち」に投稿された感想・評価

ドキュメンタリーとフィクショの境界線にあるような映画。
観に行って良かった。
重かったけど、その中でのちょっとしたユーモアも。

まぁこれはとにかくゼインの目ヂカラだよな。
目ヂカラというか、視線の鋭さ、あと見ている視点とか。

まだまだ知らないこと、知らない世界、知らなくちゃいけないことが
たくさんあるよな、って考えさせられます。
twinkle

twinkleの感想・評価

4.8
最後ゼインの笑顔を見たときに、はっとした。本篇2時間を通じてゼインの笑顔をみたのは初めてだったから。


どうもがいても次から次へと押し寄せる困難。生まれた場所によってこんなに違うことを、私はわかっているようでわかっていない。
実際に彼らの気持ちをそのまま理解することはできないから、私は彼らが無国籍にならざるを得ない事情や、彼らを貧困に貶める原因について考え続けなければならない。気がついて考えるために、この映画をみたんだ。


どんなにもがいても抜け出せない貧困にいて、スウェーデンへ行けば自分の部屋を持てて自分と同じ民族が助けてくれてという話を気けば、誰しもがその一縷の光に頼りたくなるに違いない。
今まで助けてくれた人からその話が来た時に、そこで疑ってかかれるかは、難しいと思う。
それが人身売買だと気づくには、
人身売買について、
身近な人から自分が売られる可能性を考えていなければならない。

この映画が伝えたかった意図とは。
本編の最後のシーン、それに加えて法廷のシーンを少なくしていた理由は。

人を殺した少年で終わらせてはいけない。
私たちはこの少年のこととだけ思うのではなく、同じ事情を抱える人の存在を知っていなくてはいけない。と、感じた。
【映画なのにドキュメンタリーにしかみえない。言い訳は一切ない、真っ直ぐすぎる映画】
衝撃。
もっと日本で観られるべき
ぎゅう

ぎゅうの感想・評価

5.0
暗くて重たそう...と嫌煙していたけれど、本当に観てよかった。
涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃになるくらい心を動かされた。

実際にそこで生きる人々が演技をしているからとても生々しく、それでいてドキュメンタリーとは違って物語としても完成度が高い。

実際にこの国での日常を切りとったものだと思うとどこまでも過酷で無情だけれど
主人公の少年の優しさやひたむきさがとても温かく、そして力強く
自分の不幸がどれだけちっぽけなものかと感じて、もっと逞しくならなきゃと活力をもらった。

また、ただ悲しい現実を事実として突きつけるだけではなく、物語として主人公たちに希望の見えるラストでそれもよかった。
とても力強い良作です。
とにかく観て欲しい。フィクションだけど、現実にある事をそのまま再現してるかのようだ。
どく

どくの感想・評価

4.2
「育てられないなら産むな」という主人公の言葉がすべてだと思う。
重い内容だけど観て良かった。
ラストにやっと子供らしい表情を見ることが出来てほんの少し救われた気持ちになった。
リアルなストリート
12歳のゼインは、中東のスラムで両親とたくさんの兄弟姉妹と住んでいるが、親が彼の出生届を出さなかったため身分証明書を持っていなかった。彼は11歳の妹と仲が良かったが、知人の年上の男性と無理やり結婚させられてしまう。怒ったゼインは、家を飛び出して職を探そうとするが、身分証明書がないため仕事ができなかった。
elliiie

elliiieの感想・評価

5.0
ゼインの最後の微笑みで泣いちゃった。最近ジョーカーも観たけど、同じく生活の酷さに問われて、ゼインにみえたのは希望だ。でもゼインは救われたかもしれないけど、その社会は引き続き同じ悲劇が上演しているかもしれない...
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