バハールの涙の作品情報・感想・評価

「バハールの涙」に投稿された感想・評価

Katsufumi

Katsufumiの感想・評価

3.0
2019/112本目

2014年に、ISがイラク北西部のシンジャル山岳地帯に住む少数民族ヤズディ教徒を襲撃した事件をモチーフにしている←wikiより

元奴隷の女性部隊隊長バハール

女性に殺されると天国には行けない

それ以上の事をしてるから天国に行く必要ないです😤

バカヤロー
チュン

チュンの感想・評価

3.0
どういう観方で観るかによる
映画として観たらつまらないよ
盛り上がりがないからね
でもドキュメントというか
なぜ女性が銃を持つようになったか
という事実を知るっていう
観方だとおもしろいというか
観せられる映画だと思う
低い点もつけづらいしね
マチルドとババールの
別れ方がよかった
言葉はいらない
さらば!
潤

潤の感想・評価

3.5
悲惨過ぎる。言葉に困るくらいにこれは作り物だけど、実際に近いことがあるは訳で気持ちが重くなる。
IS(イスラム国)に夫と子供を拐われた女性が戦士になりISと戦う話。

ISが中東各地で略奪、拉致、虐殺を行ってることはニュース等で知ってるわけだけど、そこに実話に限りなく近いフィクションとして侵略を受けたクルド人自治区の女性達の顔、存在が見える形で画くことでそれがいかに非人道的な凄惨なことなのかをこちらに強く意識させる。

何となく知るってことと、そこに居る人達の背景や性格を知った上で起こってることを知るってことは全然違うことなんだと感じた。

同じ世界に生きてる人達の問題と捉えることができるのか?否か?どっちの目線に立って観れたかで問題意識の分かれる作品だと思った。

ISがひどいし悪いなんてそれは当たり前のことで、それがどれほどのことか具体的に画かれた女性達に降りかかった悲劇に深く心を傷めるのもそれは正しく真摯な心の動きだと思う。

でもそれだけでいいのか?

戦士になり女性戦闘部隊のリーダーになったバハールに帯同取材する女性ジャーナリストのマチルドがバハールに何故この仕事をしてるのか?と問われ「この惨状を伝えなればいけない使命感でやってる」と言う、その後に「でも、虚しさもある。配信されてもみんなワンクリックした後は忘れてしまう」と嘆く。

遠く離れた国の一般人が忘れずにISの蛮行やその被害者達に関心や同情を持ち続けても、何も変わらないじゃないかって言われればそうなのかも知れないし、こっちはこっちの問題があり縁もゆかりもない国のことばかり考えてられるかよってのも自分の生活感のリアルとしてよく分かる。

でも、関心を持ち心を動かし小さいが何らかの形でそれを表明して、その声が多くなればこれを放置するわけにはいかないって大きな流れが生まれることもある。
公民権運動もアパルトヘイト撤廃も、もっと遡れば植民地政策の廃止だってそういった外からの異議申し立てが果たした役割は決して小さくはなかった。

無関心は確実に人を殺す。日本を代表するハードコア・パンク・バンドforwardも"apathy kills peoples"と歌ってるから間違いない。
関心は人を救う可能性を秘めてる。と思いたい。
yosko

yoskoの感想・評価

3.6
ハードボイルド的な意味での力強さではなく、芯の強さという意味での力強さを感じさせる作品。

登場人物それぞれが持つバックグラウンドと悲痛さ、そしてそこから生まれるパワーにハートを打たれる作品。

全体的にはじわじわと染み込んでくるものの、ガツンと打たれるとシーン毎での演出もあり。
エイジ

エイジの感想・評価

3.7
女性は強い。母は強い。


先陣切って突っ込んで行く様に、本当の強さの源は何かを感じたよ。

凄い映画でした。
ゆき

ゆきの感想・評価

3.2
ルールも法律もあったもんじゃ無い世界。
そこで銃を手に命をかけて息子を取り戻そうとする母、バハール。
だけど、母とか女性とか通り越して人間としてこの地で勇敢に戦い続けるバハールの姿が哀しい。
ここで産まれなければ、普通の生活ができたはずなのに・・・。
世界って広い、広すぎる。
日本とは違いすぎる過酷な世界。
毎日が生きるか死ぬかの瀬戸際の中で、息子を見つけるために必死になって闘う女性たちに泣けた。救いのあるラストも良い。
ウメダ

ウメダの感想・評価

3.4
映画「パターソン」
あの仲つつましい夫婦を演じきっていたパターソンの奥さん、ゴルシフテファラハニ。あの映画では幸せそうな役だったが、本作は悲劇のリーダー。眼に悲しさが滲み出ている。別人!

この2作品を比べるのもおかしいが、国や環境が違うだけ、それだけで人生が変わる。
老後の二千万円問題で悩やんでいる日本人が恥ずかしい。
whitelily

whitelilyの感想・評価

4.1
真実が生み出す影響なんて、人は興味無いー。
戦場ジャーナリストマチルドの言葉が胸に刺さる。

何故彼女たちは武器をとり戦いの最中に自ら身を置くのか、戦場のなかの兵士にならなければいけなかったのか。人が想い掲げる理想と現実の落差にあまりにも愕然としてしまう。戦地における女性であるが故の数々の現状がショッキング…。地獄を見てきたバハールの眼光の鋭さやその奥にある深い悲しみが表情から伝わり何度も胸が締め付けられた。それでも人は、絶望の淵においても守るべきもののために立ち上がることができる。極限状態のなかで彼女たちが声を揃えて歌う場面では女性の、人間の、芯にある強さを感じた。

人は脆くて弱くて、でも強い生き物。

死に一番近い場所に身を置く彼女たちはとても生命力に溢れていて、生きるということの意味を否応なく考えさせられる、そんな作品だった。
>|