Haruki

ドッグマンのHarukiのレビュー・感想・評価

ドッグマン(2018年製作の映画)
4.0
鄙びた町でしがない男が数奇な運命に絡め取られていく不条理劇。

マルチェロは心優しいが、それゆえに暴力と敵意に呑まれていく。
彼の純粋さに、優しさを仇で返される理不尽が重なって事態は雪だるま式に大きくなっていく。

主人公が悪人でないだけに、妙な共感を呼ぶ。
「ゴモラ」が素晴らしかったマッテオ・ガローネ流の「ジョーカー 」。
Haruki

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