ドッグマンの作品情報・感想・評価・動画配信 - 4ページ目

「ドッグマン」に投稿された感想・評価

きょう

きょうの感想・評価

3.7
マルチェロはとても良い人なのですが、それが過ぎてしまい、しかも小心者😓。そんな人柄からシモーネのような暴力で支配するクズ男にいいように利用されてしまう。
なんか、そんなかわいいものではないかもしれませんが、ドラえもんのジャイアンとのび太みたいな…そんな関係に見えました😅💦
暴力的で思いどおりにならなければ気の済まないシモーネもイヤなものをイヤと強く主張できないマルチェロも観ていてもどかしかった😤

ラストは何とも言えない寂しさと虚しさだけが残り、ただマルチェロが今後幸せになれば…という気持ちだけが心を占めました。

まじめに生きていても不条理や理不尽なことで、良かったことも悪い流れになってしまう…
そんなことも考えさせられる深いヒューマンドラマでした🥺

イタリアの作品なので、映像も独特の雰囲気で美しかったです✨
どう考えても主人公にイライラ映画なんだが、なんでもっとこうしないん?アホなん?というより、クズで弱くてどうしようもない主人公に共感したくないのに共感してしまうことにイライラしてしまう映画だった。
けっこう前に観た映画だが、ラストの虚しさは今もはっきり覚えている。
ある意味自分好みの リアル な話ではあるのだけれど、なにぶん 不快さ が勝ってしまうドウシヨウモナイ男のものがたり。

ドラえもんが存在しない のび太(マルチェロ)とジャイアン(シモーネ )の関係性。不条理とか理不尽にスポットがあたるのかと思いきや恐らく主題は 依存性 。ドラッグを軸に互いに依存状態にある腐れ縁が知らぬ間に後戻りできない最悪の結末を招いてしまう。

でしょうね…といえばでしょうね的で自業自得なこの結末。様々な感情を想起させるラストカットのマルチェロの表情 は色んな意味でゾッとする。


ちょっとだけネタバレ
↓ ↓ ↓




どう見てもパワーバランスはのび太とジャイアン。しかしドックマンであるマルチェロにとってシモーネも結局は犬と同じ。無意識とはいえドラッグを餌にシモーネを飼い犬にしてしまっていた…。

それに早く気づくべきだったんよなぁ。


にしても、不快感極まりない映画でした。
KEIYA

KEIYAの感想・評価

3.5
シモーネなぜ捕まらない。
なぜ今まで生きてこられた。

ってぐらいイカれてる。ムカつく。

いずれ誰かが殺る。
こりん

こりんの感想・評価

3.7
余りある温かさは弱さに繋がるのだろうか。断ち切れない関係性の危うさ。

イタリアの港町でトリミングサロン「DOGMAN」を営むマルチェロ。

役のマルチェロ・フォンテのカンヌ主演男優賞受賞が頷ける表情や表現力。

悪夢だった。
小山

小山の感想・評価

1.5
笑っていいのかわからないし別に笑わせようとしてないのだろうけど、思わず笑いがこみ上げてしまうシーンがいくつかありました。あと舞台の街並みがなかなか素敵。
moon

moonの感想・評価

3.9
地味な作品ながら非常に見ごたえのある一本。

去年スクリーンで鑑賞。
ラザロで受けた衝撃が消えぬまま、気になっていたこちらも鑑賞しました。

サスペンスにしては少し単調な描写が続きますし展開もそこまで派手ではないですが、見入ってしまう作品でした。

美しいヨーロッパ映画ならではの世界観にドッグマンというタイトルからも連想される様々な暗示に少しスリリングな要素を合わせた力のある不条理劇で一見の価値あり。
犬男…?
はい?犬馬鹿にすんな。

ただの選択がめちゃくちゃ悪いやつの話や
守るべきもんが沢山あるのに
全部ミスってる。

そこらへんのラブラドールの方が
こいつより賢いと思う。

期待外れっす。ワン。
Shimogai

Shimogaiの感想・評価

3.7
犬を扱う仕事のマルチェロ。極悪男のシモーネに対してまさに犬のように従順で温厚な男がいつ牙をむくのかと思ってたら、なるほどそうきたかって感じ。
ラスト前のシモーネを背負ってるシーンで何故か古典落語の「らくだ」を思い出してしまったのは自分だけだろうか。セリフが少なく役者の表情や仕草、カメラワークで色んな想像をかき立ててくれるので集中してじっくり観られた見応えのある作品。
犬みたいな男の話。一見地味だが、秀作だった。

強者に依存する弱者(または弱者に依存する強者)の狡さ、惨めさ、哀しさ、全てひっくるめてもはや滑稽そのものであった。語弊があるかもしれないが、見ていてとても楽しかった。

途中までは派手な展開もなくダラダラと胸糞悪いシーンが続くのでちょっと飽きるが、それが殊更に終盤の展開、そして特に印象的なラストシーンを引き立たせる作用を及ぼしている気がする。

物語としてもとても綺麗にまとまって(オチて)いて、(いい意味で)最悪なストーリーなのに視聴後感がなぜか清々しい。
経験上、制作陣によって考えに考え抜かれた「本気(ガチ)」の最悪な映画というのは、総じて視聴後感が妙にすっきりしているような気がする。「話題呼ぶためにとりあえず胸糞展開にしてみました」な作品ではこうはいかない。
なので、そういうのが観たい方にはぜひおすすめしたい映画だ。私はそういうのが観たい輩なので、大満足である。

あと、なんだか物語の展開や設定ひっくるめて「冷たい熱帯魚」をちょっとだけ思い出した。あれよりこの映画のがずうっと大人しかったが。