女vs男3人。コテコテのレイプリベンジですが見た事の無い凝りまくった演出テンコ盛り🍚名場面だらけです。どんだけ画に力が入ってるんでしょうか…
ガラスが振動してる胸糞シーン、アリンコにボコンボコン落ちる血、追跡中の頭ボンヤリしてくるBGMに笑っちゃうぐらいのトリップ覚醒表現&「コンドル」マーク。陽気な音楽←→殺し合いのクロスカットとか面白いし、別荘の間取りを分からせるためのプリケツ（男性）追跡ワンカットは見事な緊張感。荒野って事で、絶望を煽る遠ショットはどれも効果抜群！
もう、パワーみなぎり過ぎて途中からリアリティガン無視ですよ。崖から落とされてハヤニエられても生きてる時点で噴き出すんですがそこからの脱出方法には目が点。腹に棒が突き刺さったまま元気に格闘してたり徒歩で車に追い付いてみたり…つーかお姉さん顔色良い
タトゥは反転してないし、要は観る者の「んな馬鹿な！」という現実味ストッパーをテンションで上回れば良いんですね勉強になる🤔昔の香港映画のワイヤーアクションに近いものを感じました
グロも良く出来てる。そんなドアップで映すなやい！って精巧なドザエモンに始まり、自分で処置してる時の前屈みにならざるを得ない傷口。掃除が大変そうな血濡れの壁と廊下はクライマックスを盛り上げます。女さんは異物を引き抜くが男は異物を突っ込まれギャーギャー喚く…という「見立て」もゲスでよろしおすな
この作品の一番引っかかる点は「主人公が100%の被害者ではない」って所
溜飲を上げて下げるだけのエンタメなら最初の挑発ダンスは要らない。資格取得のために勉強してる学生とかにでもしとけば間違い無いのにわざわざ「自業自得」ってツッコまれる様なシーンを入れたのは何故だろう🤔オマケに金持ちと打算で不倫してるビッチ属性ときた
これが男性監督ならまず清廉潔白なキャラクターにしたでしょう。女性嫌悪だ〜って叩かれるのも面倒だしね。でも、火の無いところに煙を立たせるには加害者を外道ギャングや社会病理者に仕立てあげなければならない。そうせず火種を示すあたり女性監督にしか出来ない事なんじゃないかと思いました
腹減ってる目の前でトンコツラーメンふーふーされてる様なもんで、あんなピチピチ桃尻ですりすり踊られたら私でもぶち切れるわ。そりゃ最終的にはラーメンを強奪した方が糾弾されるんだけど煽るのも問題あるぜ？という監督さんなりの「軽率な女批判」でもあると理解した
