謎の組織に襲われ妻を亡くし、自分自身も全身麻痺になった男が、AIチップにより進化した身体で復讐する近未来SF。
復讐モノとしてもハイテク機器などにより強くなる的なSFとしても、どこかで聞いたことがあるような設定なのに、新鮮味のある映画だった。
個人的にSFは好きだけど、ここ最近このぐらいの規模のSF良作に出会えてなかったのでSF好きとして嬉しかった。
近未来描写もありきたりな超高層ビルや空飛ぶ車などじゃなく、どこか現実的な近未来でデザインで近未来感を演出できていたところが良かった。
SFのデザインも来るところまで来てしまったので、この時代にこんな作品がもっと出てきてほしいところ。