アメリカン・アニマルズの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

上映館(3館)

「アメリカン・アニマルズ」に投稿された感想・評価

bbaa

bbaaの感想・評価

3.6
娯楽として、序盤から中盤までとても満足度高い!ウォーレンが狂言回しとなって計画を進め、スペンサーが必要なものを揃えていき、エリックが現実味を持たせ、チャズがダメ押しの本気度を加味する
平凡な日常に嫌気が差した若者が荒唐無稽な犯罪を思いつきワクワクしていく過程と、想定外の問題がおきるかもしれないスリルに、映画みたいな興奮を覚えるのだけど、ラストにこれはフィクション映画じゃないんですとスローな描写で諭されて、フッと我に帰る瞬間が何とも考えてしまう後味に。これは映画として面白かったのか、映画風のドキュメンタリーとしてなのか、論争が尽きないのも面白いところ。
u

uの感想・評価

3.9
罪を犯して人を傷つけた後悔や捕まるまでの緊張感がずっと心にまとわりつく描写がリアルで怖かった。
映画みたいにうまくいかないし完璧には終わらないところが良い。
本人や家族が出ている構成が面白い。
それによってドキュメンタリー感が薄まるのがまた面白い。
タイトルとポスターめちゃくちゃカッコいいのにメインの4人がそれはそれはイケてないダメンズ

そしてその全員に絶妙に共感してしまった悲しみマンが僕です

友達を信じられなくなるのは
とても淋しい
yamoriiiii

yamoriiiiiの感想・評価

3.6
かつての犯罪者が映画に出演しちゃうアメリカ社会改めてこわい。
この映画の強盗事件首謀者達と被害者やその家族のインタビューを交えながら話が進んでいくのがちょいと斬新で面白い。

スペシャリスト集めて計画的に青年たち版オーシャンズみたいな感じかと思いきや、、あの計画なんだったのってので現実味が。

図書館司書のおばさんがかわいそうで、あのシーンみてるの辛かった。。でもよくこの映画出演してくれたな。

賢いんだから他にその労力を使いましょうという教訓映画になるといいね。

特殊メイクの行く末な。
かずや

かずやの感想・評価

3.8
俳優が演じるドラマに本人の証言や告白を組み合わせて物語は進んでいく、これにだんだん引き込まれていった。
役者もすばらしかったが、今回が初監督作だという英国のドキュメンタリー作家バート・レイトン監督には今後も注目していきたい。
そして自分も地方都市で大学時代を過ごしたので、当時のことを久しぶりに思い返してみると、自分の周りにもそれぞれ登場人物になんとなく似たやつがいたような気も、する(笑)。
もちろん一線は越えなかった(越えれなかった)わけだけど。
Nakman

Nakmanの感想・評価

3.8
学生が老人に化けて盗みに入るという予告編に惹かれ、観にいきました。(結末は知らずにです。)

感想ですが、結構重かったです。
予告編は華麗な犯罪者たちの映画のようでしたが、実話ということで笑えない感じでした。

誰しもが大学生ぐらいの時に抱く何者かになりたい、特別な存在になりたいという想いを彼らは誤った方向へ向けてしまいました。

若気の至りといえばそれまでですが、軽い気持ちから犯罪に手を染めていった青年たちの心境が揺れ動く姿、生々しかったです。

窃盗シーンはドキドキするほどスリリングでした。

また、この作品の手法が今までにない感じで新鮮でした。

本人たちや家族が出てきて、当時の状況や心境を事細かに語ってくれました。

シーンごとに絶妙なタイミングで彼らの解説が入ってくるので、当時何を考えていたのか、核心に迫るにつれ変わっていく表情や言動等がリアルでした。

あとは、音楽がインパクトあって良かったのと俳優さんたちの鬼気迫る演技も良かったです。

当たり前ですが、犯罪はいけないということ、若さと勢いは方向を間違えると大変なことになるということを伝えてくれています。

仲間という目線で見ると、最後の方のスペンサーは最悪で許せない感じでした。

興味がある方は是非。

以上、「アメリカン・アニマルズ」レビューでした。
fonske0114

fonske0114の感想・評価

4.0
あるアメリカの大学生たちが、図書館の貴重な本を盗みに錯綜する、実話に基づいたサスペンス。事件に関わった実在の人物も登場し、本の奪取も成功するのかとハラハラする。「聖なる鹿殺し」のバリーコーガンがここでも好演。

以下ネタバレ感想を。


実際の事件の首謀者である人たちが登場し証言するものの、編集がうまく、事件のリアルな再現かドキュメントかのように話がすすんでいく。

話やトリックに抜け穴があるのだが、実在した話の上に大学生たちが考えたということを思えば、それは支局当然である。

事件の首謀者は何でもない学生たちが主で、お金に困っているわけでもサイコパスなわけでもない。若さゆえのノリやスリルを求めるところから、取り返しのつかないところにきてしまったという青春的甘酸っぱさもある。

特に司書を縛り付けるところからのシーンは圧巻で、見ているこちらもスリルと辛さで胸が痛くなる。

聖なる鹿殺し、で圧巻の演技を見せたバリーコーガンが出ているのもあって見たのだが、ここでも一筋縄にはいかない青年を好演。まだまだ目が離せない。
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