eiganoTOKO

アメリカン・アニマルズのeiganoTOKOのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

どう考えてもあんな巨大本を昼間に盗んだら目立つだろ、誰か止めろよワラ、の連続でおばかな厨二病の話か…と思ってたところ、最期ゆだんしててグッときてしまった。
誰もが特別、と教え込まされてて、そうではないことに怯えて生きなきゃいけない。
そうゆう競争社会への痛烈な批判と、一歩踏み込んじゃいけないラインの犯罪者あいたた感の体感は人間として大事。
エンディングの曲が、シクスト・ロドリゲスの歌で彼自身も競争社会で埋もれたミュージシャンだったから選曲も良かった。

しかしデカ本んしょんしょ持ち出したあげく豪快に階段にぶちかまし置いて逃げるとか、もう見てられんかったバカすぎて…
老人のおばあちゃんに痛いことするの嫌がってみんなで押し付け合うのもリアル…
だから誰か止めろよ…
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