このレビューはネタバレを含みます
ケンタッキー州の大学で起きた盗難事件。
その犯人たちのインタビューから作られた物語。
THIS STORY IS NOT BASED ON A TRUE STORY.
THIS STORY IS A TRUE STORY.
というオープニングテロップが入るのだけど、結局その真実の物語っていうのは個々が真実だと思っている物語でしかなくて、その証言によって物語の細部が多重になる場面もあるところは非常に映画的で面白い。
メッセージ性はあるけど、実際の物語通りということもありご都合主義者にとっては犯行当日のがっかりが強いんだよなあ。
まあ後悔してることが伝わらないとどうしようもないのはわかるのですが。