しょうちゃん

アメリカン・アニマルズのしょうちゃんのレビュー・感想・評価

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)
3.5
2019年36本目の劇場鑑賞。
令和元年7本目の劇場鑑賞。

退屈な日常を送るごく普通の大学生4人が、
刺激を求めて実行した実在の強盗事件を完全映画化した異色の実録犯罪ドラマ。

刺激がほしいというだけの安易な理由と、
犯罪映画を参考に練り上げた杜撰な強盗計画の顛末を、
すでに刑期を終え出所した本人たちのインタビューを織り交ぜた異色のスタイルで描き出していく。

本作の面白いのは、
罪を犯した張本人たちが出演してインタビューするところ。
それによりオチが分かってしまう状態での鑑賞なので、
緊張感は伝わってこない。
実話を基にした犯罪ドラマは色々とあるが、
本人を出演させることはとてもユニークです。
強盗計画の内容も無謀すぎる内容で、
本当に成功すると思って実行しているのが驚きである。
結果もお粗末なものでした。
「15時17分、パリ行き」の本人の出演者より、
本作の方が役者さんぽかったので本人が本人役で出演した方が面白かったかも。
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