アニマルズなんてタイトル付いているから、残忍な連中かと思っていたらとんでもない。
平凡な大学生活を送っていたスペンサーとウォーレンが、図書館にある高価な本を盗もうと4人の仲間で、入念に計画を立てスタイリッシュに盗みだし、優雅な暮らしを目指そうとした。
いざ決行。盗みなんて初めてな4人。緊張し、焦りからか上手く行かない。本を管理する女性をスタンガンで気絶させようとするも、人を傷つけるのを簡単になんて出来ない。ドタバタの連続で思い描いていた事が実行できずに、二冊だけ盗んだ本を売ろうとするも、連絡先から足がついてしまい、あっさり御用。
全く、お間抜けなアニマルズ4人、ご本人が当時を振り返り、ストーリーと解説が進行していく。
未熟な若者が、自分は特別なんだと勝手に思い込んだものの、結局は普通の人間だったと振り返る。時価1200万ドルする、デュポンの画集があまりにも大きく、重たくて二人がかりで運び、エレベーターで地下に行くはずが、1階押しちゃって利用者に見られた。地下に行くも真っ暗で出口が分からず、結局1階から逃げる。みんなに見られながら、重たい画集は諦め逃げる。あまりにも間抜け過ぎて大笑いした。
刑務所に7年入り、後悔したのかご本人達も言葉が出ず、盗みなんて辞めれば良かったんじゃないの？と思った。
映画製作や、スポーツの指導等四人の現在を紹介して終わったのだが今の人生が、あのお間抜けな強盗のおかげだったのだろうか…
余談ですが、ウォーレン役の方はX-MENのクイックシルバー。特別な人なんじゃないの～(笑)
2019映画館#20
