娯楽として、序盤から中盤までとても満足度高い!ウォーレンが狂言回しとなって計画を進め、スペンサーが必要なものを揃えていき、エリックが現実味を持たせ、チャズがダメ押しの本気度を加味する
平凡な日常に嫌気が差した若者が荒唐無稽な犯罪を思いつきワクワクしていく過程と、想定外の問題がおきるかもしれないスリルに、映画みたいな興奮を覚えるのだけど、ラストにこれはフィクション映画じゃないんですとスローな描写で諭されて、フッと我に帰る瞬間が何とも考えてしまう後味に。これは映画として面白かったのか、映画風のドキュメンタリーとしてなのか、論争が尽きないのも面白いところ。