これがリアル。ですよね。
もう主人公達の気持ちがわかってわかってしょうがないです。苦しいほどに。
事実を基にした、ではなく事実をそのまま描いているこの作品、驚くのは事件を起こした4人とその周りの家族や関係者が役者としてだけでなく、本人も登場させてさらには、自分達のしたことを自分達の口で説明させているんです。笑
こうすることにより、この事件が本当に起きた、ということを観客にダイレクトに伝えることができていて、その効果が凄まじいんです。
特に描かれているのが、計画を立てている時の4人の心情。
計画がどんどん立てられていき、犯行当日迫っていくにつれて、自分達が望んで始めた事はずなのに本当にやるのか、どうにか問題が起きて中止にはならないか、と心の中の葛藤が本当に上手く描かれていて、観ていて苦しくなります。笑
犯行当日の“ある出来事“や、4人のテンパリ具合、その後のやっちまった感。そこらの犯罪映画じゃ絶対観られない(そりゃそうだ)シーンがたくさんあります。完璧な人間なんてそういないってことを痛感。
ただ、本当に面白いのはこの後だと自分は思っていて、終盤の現在の4人が語り始めたある“事実“が本当に興味深く、あー、これはやられた。という感じになりました。
これも、本人達が実際に話すという構成のおかげで成り立っているシーンで、本当に上手くできてる作品だなぁと。
やっぱり事実系の映画は大好物だと再確認させられました。笑 最高です。
だって造られた話を聞いてるより、本当にあった話をされた時の方が面白いし、びっくりしますよね?笑
んなわけで、とにかくリアルで面白いのでみなさん是非に。
あ、それとレザボアドッグスを事前に観ておくことを強くお勧めいたします。😎🚬