ツカダハヤト

アメリカン・アニマルズのツカダハヤトのレビュー・感想・評価

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)
4.1
誰しもいつしか成功するだろうとか、才能を秘めてる人間なんじゃないかと思ったことあるんじゃないだろうか。

私も学生時代そんな風に思っていた。
スポーツや美術のコンクールで入賞するだとか、めちゃくちゃ夢見てていつか叶う、いつかそうなるんじゃないかと思っていた。結果、私は大多数と同じく"凡人"であった。
成功していく人をいつも下から眺めている立場だった。

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「大学の図書館に展示してあった高額の本を強盗した大学生の事件」という風に事件と言ってしまっている時点で結末は見えている。

ノンフィクション映画ではあるのだが、この映画の特徴は、当時この強盗事件に関わった学生4人、そして、この事件の被害者とも言える学生の家族と図書館の司書が出演しているという点だ。

事件に関わった本人たちが当時の心境や出来事を語ってくれる。

よくこんな映画撮れたよ。よくこの映画に出演してくれた。
どうやら今は各々何かにチャレンジしているらしい。