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アメリカン・アニマルズのryoryosanのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

あまり事前に内容知らないままWOWOW鑑賞。

とってもナイスな??青春映画。

まずバリー・コーガンとエヴァン・ピーターズがダブル主演の高価な古本を大学から盗む話し、くらいの事前の情報しかなかった。

バリーはちょっと前に「聖なる鹿殺し」観てたんで、あーこいつがまた緻密に悪知恵働かせて完全犯罪をやるんだろうなってイメージ。悪どいやつ、得体の知れない不気味さ。

エヴァンはX-MENのクイックシルバーのイメージで華麗にスピーディに実行犯として盗んで見せてくれるだろうってイメージ。

彼らの事前の妄想シミュレーションではその通り鮮やかに完全犯罪を成し遂げるんだけどね、、、

いやー、この妄想とリアルに行った犯罪のギャップのあまりの隔たり。。

おまけに実際に実行した本人や家族たちがほぼ準レギュラーのように回想してしまうとんでも構成。よく出演しましたね。

大学生、、、ただのバカだったよね。うん。

美術を専攻しているバリー演じるスペンサーは良い絵を描きたい。しかし自分は満ち足りて生活していて「何か」をしなければ良い絵を描けないと思い悩む。普通ではダメで「何か」をしたいという強迫観念。
エヴァンは子どもの頃から頑張ってきたスポーツ特待生。写真からはサッカーかな。お父さん、無念だったろうね。

人生は後戻り出来ないから。失っても進むしかないよね。
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