アメリカン・アニマルズの作品情報・感想・評価

上映館(8館)

「アメリカン・アニマルズ」に投稿された感想・評価

giri

giriの感想・評価

3.8
試写会にて。

オーシャンズ11のようなプロ集団による華麗なる犯行(計画実行中に仲間をからかって遊んじゃう紳士の余裕)を好む人は、こんなモラトリアム大学生の冷静さを欠いた浅はかな犯行を観たら苛々しちゃうかも。実際私は苛々した!躓きっぱなしで情けないしすぐ諦めるし。と同時にハラハラして目が離せなくなった。実話ということでシビアなストーリーではあるけれど、適度にコメディ的な要素も散りばめられているのがよかった。最近レザボアドッグスを観たばかりだったからコードネームのくだりには笑えた。
芥子

芥子の感想・評価

3.8
自分の人生これでいいのかという不安も、そこから逸脱することへの好奇心もよく分かる。こういうモヤモヤした気持ち自体は全然悪くない。まだ大学生なんだから、そのエネルギーを別のところに使えばよかったのにと思う。7年間という代償はあまりにも大きい。
犯人たちの現在を見て、一発逆転して映画の主人公みたいになる方法なんてないんだと分かる。現実は過去と地続きで、それは救いでもある。クソみたいな生活とハッピーエンドとの間には断絶がないということ。
ゆか

ゆかの感想・評価

3.4

退屈な日常をぶっ壊したい

俺たちは何でもできるし、何にでもなれる

何か世間を驚かす大きなことを成し遂げたい


…こういうのニュースでよく聞くやつだ!って思った。




短絡的でお粗末な、強盗の話。
ちょっと考えれば失敗するってわかることだけど、高校生とか大学生って魔法みたいに、なんでも出来ちゃう気がしてしまう。

一体なんなんでしょうね、この魔法は。
いい方に転べば、最強の魔法なんだけどね。
n_kurita

n_kuritaの感想・評価

3.0
疲れる映画だった。面白いけれど観ていると主人公の内面と一体化する感じがあり、後半の追い詰め方(というか自爆)がきつい、精神的に。
普通が嫌で、自分にも何か特別な事を成し遂げる能力があるはずだという幻想と、しかしやっぱりどこまでいっても普通だからこそあの結末。そして同じく、嫌というほど普通である自分自身のクズさを加減を突きつけられている気がして居た堪れないのである。
くりす

くりすの感想・評価

3.9
序盤どういうペースで物語が進むのか掴めない。
だんだんと引き込まれ始め、5人目として作品の1部に入ってるようだった。
本人達が劇中に登場してストーリーの進行の中で話すのは新しい!面白い!と感じたけど、誰かのレビューにテレビ番組の再現ドラマ…という表現を聞いて確かにwと思っちゃった。ただし再現ドラマのクオリティーは高い。

全体的に絵作り好きだし、編集もいいと思うんだけど、そもそもの犯罪計画自体が稚拙でクオリティーが低く、映画にする必要があったのか疑問。所詮はガキのする事だから仕方ないんだろうけど。実行シーンの一点で全てが台無しになってる気がする。

余談だけどパンフレットの出来が非常に良い。アートブックのようで持っている価値がある。
recoba20

recoba20の感想・評価

4.2
複数本見させていただいた、2本目の映画。
なんだかまだ消化不良で、なんと書けばいいのか迷っている。
若い学生4人の、埋もれてしまう存在、生きる証など、何もない人生への嫌悪、
そんな焦燥感が
ジリジリと迫ってくるのは、共感が持てた。

なんだろう、
考えさせるいい映画と思う
ちぇる

ちぇるの感想・評価

3.8
ふぁっきんふぁっきん
カメラワーク凄かった!
高水

高水の感想・評価

3.5
印象は、青春映画を見たような感覚。
映像と音楽もかっこよかった。

あの本は私もほしい。

彼らと自分の違いを考えさせられる。
rhum

rhumの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

初っ端のショットから「ドヤ!」な野心剥き出しの映画。そして、そんな野心に関する映画でもある。
「フィクションなら良いけど実話だとすると笑えない」なんて物語は山ほどあるけど(というか映画ってそういうもんなんだろうけど)、現実だったらいかに笑えないか、という距離感をこうやって詰められると…とても苦しくなる。”何者か”になるために、なんでも良いから何かの一線を超えたい、と1ミリ秒でも思った経験があるなら、もはや彼らの話は他人事ではないわけで、その気持ちがスリリングさを増幅させる。そういうわけで、こんなにも「もういいから、引き返してくれ!」と思える犯罪映画もなかなか無い。
劇パートが相当にリアルなので、当人のインタビューパートはなくても良かったかもなー…と思って観てたけど、ラストに語られる主人公4人の現在に繋げるんならまあ必要かな、と。4人が4人とも、大きく括れば「自らの手で何かを生み出す/伝える」ことに現在従事していると言えるわけで、これは自らの失敗を自らの力で形にする先にしか”何者か”になる道は拓けないという示唆とも言えるかな…うん。そういうことにしておこう。
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