アメリカン・アニマルズの作品情報・感想・評価

上映館(7館)

「アメリカン・アニマルズ」に投稿された感想・評価

miyuki

miyukiの感想・評価

3.8
苦すぎる青春映画。

杜撰な強盗計画をここまでスリリングでスタイリッシュな映画に仕上げる手腕は見事。
色彩の使い方、斬新な演出もとても良かったけど、ちょっと口説い気がした。
前半がじっくり描かれている分、後半感情移入しすぎてしんどかった、いい意味で。
結局人の記憶なんて曖昧で都合よくて、事実が信じたい事実に置き換わっていることもよくある。事実と現実の交錯、現実の残酷さが痛気持ちいい。
ひじょ━━━━━━に評判高い作品だったので、ハードルを上げまくったものの「映画偏差値の低いオレにはどーせたいして面白くないんだろッ(´Д`) ケッ!」くらいの気持ちで観に行きましたが・・・。

ようやく我が街で劇場公開がされました。
★ブログ「黒いTシャツで行く」にて『アメリカン・アニマルズ』レビューを更新しました。
https://ameblo.jp/kuroitshirt/entry-12495504340.html

最近ブログを書くのに、どエラい時間がかかってしまい、溜まっています。(←ブログがね)
kazum

kazumの感想・評価

4.5
とても良質なドキュメンタリー映画

演出方法も斬新で新鮮。



自分が何者かわからない、周りのみんなは輝いて見える、自分にも何か特別なことが起こるんじゃないか。そう思って悩んでいる主人公。

自分も特別に何かになりたい。そう思って悪友に持ちかける間違った選択。

その悪友も、本来なら恵まれた才能で輝ける位置にいるはずの人間。でも、環境が悪い?自分は悪くない。そう思いながら道を外れていってしまっている。

そんな2人に声をかけられ、それぞれの理由があるとはいえ、またしても特別な何かを持っている2人がそこに加わる。


なにも持ってない主人公と、何かを持ってはいるがそれが望んだものではない、他の何かを手に入れたい3人が計画し実行する犯罪行為。



自分は主人公に感情移入してしまい。見ていてとてもいたたまれない気持ちになった。
その感情は、鑑賞終了からしばらく経った後も残り今に至る。


二回三回見たいけど、見たくない。
でも、見なくても良くも悪くも心に残り続ける一本になった。


とても良質なドキュメンタリー映画
小小野

小小野の感想・評価

4.2
どうすれば自分の人生に満足できるんだろう
人生の転機ぽいなにかにちょっと足を踏み入れた時点でもうその先に何が起きるのか気になって気になって昼も眠れない
夜は寝る

オラオラ
真実の物語

大学の図書館に管理されている有名な作品を学生たちが盗難する過程を実行した本人が状況を説明しながら描く斬新な作品。
本人が「この時は青いマフラーの人に会った」と記憶を辿りながら話をして、それを映像にしているため、人によって記憶の違いが出ています。真実の物語なんだけど、人それぞれの真実の物語です。

客観的に見れば、計画は杜撰で、良くない方に進んでいるだけど、感覚が麻痺していく様子は若者の特別でありたいという気持ちの表れなのでしょうか。
そして、現実に戻された時に怯えている彼らの様子を見ると「馬鹿なことをやってしまった」なという感想しか出てこない。
本人たちもドヤ顔で過去を振り返るのではなく、後悔や罪悪感の気持ちがある雰囲気。

やっぱり、勉強や運動など立派なことをして認められるような若者を育てよう!

このレビューはネタバレを含みます

行き過ぎた青春の代償。
映画として、とっても好き。
音楽がすごくいい。
グルーヴを感じる。
BGMの使い方も独特で面白いなあと思った。

『This is not based on a true story.
This is a true story. 』

4人の大学生、7年刑務所にいて今は出所した4人が、本人たちが出演してるのが面白い。そして彼らは現在、4人4様の生活をしていて。
過去を語る彼らと彼らの家族に、けっこう心動かされてしまったよ。

これは教訓だと書いてあるレビューを見かけたけれど、その言葉がまさにぴったり。
この物語は教訓として、彼らの胸にしっかりと刻み込まれているんだろう。

真実の物語だけあって、精神描写がよりリアル。
決行の日に怖気付いて引き返したり、被害者を縛り付けておいて「ごめん、ごめん」って何度も何度も謝って動揺しまくったり、人のせいにして仲間割れしたり。

人生に刺激が欲しいって、人間なら一度は誰でも思うもの。
つまらない毎日に電撃が走るような、ちょっとのスパイスが欲しかった4人。
取り返しのつかない犯罪は今では教訓となり、映画とまでなって、カメラの前で涙を流す彼ら。
行き過ぎた青春の代償。

好きな映画でした。

ブリングリング的な感じなのかなと思って鑑賞したけど、全然イメージが違ったな。
ねこ

ねこの感想・評価

4.5
2019.7.19
ドキュメンタリー。
ケンタッキーの一部の動物は自ら洞穴の中へとゆっくり移動していった。
roka

rokaの感想・評価

-
2019.7.17
図書館の特別ルームに展示されている12億円相当のジョンジェームズオーデュボン氏が制作した画集「アメリカの野鳥」を白昼堂々と盗み出そうとした大学生達が起こした実際の事件を基に描いたフィクションである。
ではなく、ノンフィクションの真実の物語。

今作のジャンルは何ぞやと問われると答えるのに難しい。
今までにない斬新な構成をしているからです。
ケイパー物のハラハラ感に加えご本人さんが登場し事件当時のことをインタビューに答えながら振り返り徐々に何故大胆不敵な犯行に及んだのかが、明らかになっていくという作品。
まさしくハイブリットクライムドキュメンタリー!
どちらとものいい所どりをしていながらも、決して要素を潰し合わず寧ろ今作にしかない強みに昇華している。
そうすることで強盗事件の再現映画に終わらせていないところが本当に素晴らしい。
それに加えてジャンルに問わられないトリッキーな演出が集中力を掻き立て映画を前に進ませる起爆剤にもなっている。
4次元の壁を超えて役者と本人が同じ空間に居たり、ある事を検索する場面で自分がPCの中に入り込んだような視点に切り替わったりとアイデアがこれでもかと詰め込まれています。


ここから先は物語がどのような結末を迎えるのかの明言はしませんが、一部ネタバレを含んでいます。







今作はストーリーも面白いのですが、何より今作が目指している志の高さと作品のメッセージ性の高さこそが今作の真の姿。
劇中で語られる事件の動機にうだつのあがらない学校生活を送っていても普通人間にしかならない。
だから他の人が出来ない事をやって特別な存在になりたいと思ったからだと語られます。
自分自身が何を目指して何になりたいのかまだわからない時に、家族や周りの人達、学校の先生らに「特別な人間になれ」と言われて理想と現実の板挟みの中に彼らはいたのだと思います。
そんな中で見つけた特別な存在になる方法。
それが強盗事件だった。

彼らがどのような顛末を迎えるのかは、観て知ってください。
そして彼らの現在の姿にあなたは何を思いますか?
間違いなく今年No. 1におもしろい作品だと思います。
すえこ

すえこの感想・評価

3.5
マジメ絵描き
愛すべき不良
刈り上げメガネ
筋肉坊ちゃん
当事者がこんなにも出演しているとは思わなかった。。
本物の方が面白い!皆んな役者より存在感がある。特に4人は妙だったよ?うん。
前半はワクワクして観てたけど、計画を実行してからが苦しく悲しい。
悪いって分かっててもやっちゃうのが人間なのか。私も変装やスリルを楽しんで観てたし。
冒頭で妖しげだった絵は、ラストでは何だかしんみりして見えた。
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