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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうたのSのレビュー・感想・評価

4.0
17年間経営してきたレコードショップの閉店を決心した元バンドマンの父親フランクと、将来の夢のためにLAの医大に進学予定の娘サム。
2人で作った曲“Hearts Beat Loud”が、音楽配信サービスで反響を得たことから、フランクの父娘でのバンド活動という夢が膨らむが…

大切な人やあたり前の様にそこに存在したものと別れなくてはならなくなっても、思い出という形で心には残り続ける。
ちょっぴり切なくも、人生の転換期に前へ進む勇気を与えてくれる心温まる物語でした!

フランクがサムを思う気持ちと、演奏するフランクを見つめるサムの眼差しがとても印象に残っています。

レコードショップの閉店日に行われる父と娘の最後のライブ演奏は凄く感動的でした。
フランクとサム、それぞれの抱く想いが、演奏される曲の歌詞とリンクしている演出は素敵で、心に響きます。
想いの込もった音楽は人を魅了するんだなぁと感じました。

音楽って素晴らしい!!
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