ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうたの作品情報・感想・評価

上映館(3館)

「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」に投稿された感想・評価

eirina

eirinaの感想・評価

4.2
耳と心がわくわくでしあわせ。

‪“I can’t make my heart feel like that”‬という一節の素直さに希望を感じた。
努めて普通にではなく、自然と肩の力が抜けたような「普通さ」の魅力に溢れていて、本当に心地良い作品でした。

喪失や恋愛の描き方も無駄な気負いが全くないです。
それでも見れてしまうのは、キャッチーな楽曲と、ニック・オファーマン、カーシー・クレモンズ、トニ・コレット、サシャ・レーンといった役者陣の奇跡的な魅力によるところが大きいと思います。どのキャラクターも愛らしく、親しみやすく抜群に素晴らしいです。

終始微笑ましく見ていましたが、親子や周囲が変化を受け入れていく様は、ジワっと胸に染み入るような感動があります。

決して派手な作品ではありませんが、小規模なりの良さに満ちた良作でした!
yuka

yukaの感想・評価

4.0
鵠沼のシネコヤにて
こんなお父さんだったら可愛かっただろうなぁ、もっと気ままに生きられるだろうなぁ、っておもった
夢がある生活って魅力的
ブルックリンのレッドフックで、その名もRed Hook Recordsというレコード屋を営むパパの描写がまず良いんだ。変化した街、潰えた夢、遠くへ巣立ちゆく娘、もはや先がないレコード屋、更には何者にもなれなかった疎外感やミッドエイジ・クライシスも併発。
けれど、もともと居丈高に音楽知識を押し付けるタイプじゃないし、卑屈に自己憐憫する訳じゃない。これが潮時と認めつつも踏ん切れないだけ。友人が少なく音楽仲間は娘だけってのが寂しいけど、店と娘を一人で育ててきた17年間に、恐らく常連客も歳を取って離れてしまったんだろう。思い出の品々をたっぷり貯め込みながら、一つの終わりを迎えようとしているパパなのだ。同世代なので、ニック・オファーマン演じるこのパパにはしみじみとわかりみが深かった。
一方、音楽の才能を受け継ぎながら医師を志す娘も若い人生の転機。すごく可愛くて良い子で、カーシー・クレモンズとサシャ・レーンのカップルがたまらなくキュートでスウィート!見つめ合う目、抱き締める手にキュンとする。2人の恋もこれが終わりで始まりなんだと思う。
バンド、そしてNY映画ということでジョン・カーニー『はじまりのうた』と絡めたらしい邦題だけど、どちらかといえば『スモーク』に近いような静かにビターな味わいがとても良かった。いつか夢を手放す時が来ても、少なからず希望は残る。それが居場所だったり人だったり、とっておきのテキーラだったり、1曲の音楽だったり。そこから第2第3の人生が始まり、また一つ一つ積み重ねていける。馴染みのバー店主もきっとそうだったから。飄々としつつ、遠回しに事情が読み取れるテッド・ダンソンが良かったなあ。
娘が勉強する心臓が“Hearts Beat Loud”のビートになっていく音の演出、宅録風景、父娘の世代が自然と融合した曲、マーキュリー・ラウンジとかNY音楽界、レコード店内装からバーにあるPlaybillまでディテイールがいちいち心憎い。閉店セールを黙々と物色するお客(Rain Dogsが3$で!)、インストア・ライヴの観客の少なさ加減がまたリアル(Wilcoのジェフ・トゥイーディーがカメオで登場)。エンディング曲も、音楽でちゃんと独り立ちを見せたそのアレンジが見事だった。
それにしてもRed Hook店内のレコードを1枚1枚チェックしたくなる!サントラは勿論Spotifyでチェック。
うに

うにの感想・評価

4.0
ガールフレンドにつられてつい涙目になっちゃった。個人的にはBARの店主のおじさまがいちばん好き、、(坂本龍一に見た目似てると思えば思うほど好き)だし、映画タイタニックを引用してサムが提案するところが最高最高。
chip

chipの感想・評価

3.6
NY、ブルックリンのレコード屋さんを営む父フランクと、一人娘サム。
母がいない家庭。きっと二人で肩を寄せ合って生きてきたのだろう。

サムが進学する先はLA。
親離れ、子離れの時期。
最後の夏を、二人で作った曲を演奏して歌って。

街の人たちやサムが出会ったGF、フランクの老いた母親。
特に大きな出来事が起こるわけではないけれど…
そんな二人の日常。

サムの歌声、素晴らしかった!
閉店するレコード屋でのコンサート風景、あったかい雰囲気で良かった!
フランクがレコードを選ぶシーンも好き。

居心地がよくても、一歩踏み出す勇気が必要な時があるね。
父と娘の笑顔を見ていて、私も笑顔になってきた。
もんど

もんどの感想・評価

3.0
寝てしまった。ごめんなさい。

筋トレ後に観に行ったらまんまと寝てしまった。
マジで30分くらい寝てたっぽいw。
評価する資格がない気もするが(しかも酷評しようとしてるし)店でライブする前の流れからは起きたのでそこら辺だけ、

正直音楽は洋楽散々聴いてる私からするとそこまでキャッチーな気はしなかったような。zeddのClarityに似てたなという感想。あとライブ終盤なんだと多少ビックリ。ライブしてどうこうなると思ってた。

まぁ評価する資格無いっすね。ただ寝たってことはそういうことな気もする。つまんない授業とかよく寝るし。僕の体は嫌なほど心に正直なんで。

あんまり集中して観れてなかったし申し訳って感じ。

Zedd オススメです。
すー

すーの感想・評価

4.0
試写会にて。
既視感のある、刷り込まれたテーマではあるが、とても良い映画であった。この飾らなさ、あざとくないラインがいいんですよ。優しさと家族の温かみを感じつつ次への一歩を優しくおしてくれるような映画。音楽には疎いもんで全然アーティスト諸々わからないが、やっぱり音楽と映画ってのはいいもんだな。

そしてサシャレーンが可愛すぎてずきゅーんとやられてしまった。なんだあの可愛い子。そして娘役の子は「DOPE」以来かな?良かったです。
アリサ

アリサの感想・評価

3.8
めちゃくちゃ良かった。ライブシーンで感動して鳥肌たったし泣いてしまった。父親が走ってSpotifyのことを報告するシーンが無邪気で素敵だなと思った。そんな父親とは反対に現実的な夢と非現実的な夢で揺らぐサムの気持ちよ、、、切ない。
自分が高校のときにバンドを組んでおそらく最初で最後のステージに立ったことを思い出した。とにかく音楽が最高だったなあ〜(Spotifyじゃないとサントラ聴けない?と思ったけどApple Musicにあったので安心)
ねねこ

ねねこの感想・評価

3.4
人間悩んでるときに
芸術が生まれるんだ。

アメリカン的ハッピーエンドを期待してみたから、もっと馬鹿みたいに幸せなエンドが良かったな〜、とか思ったり、欲しがり!
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