レク

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のレクのレビュー・感想・評価

3.5
障がい者も健常者と同じように自宅で日常生活を送りたい。
幼少期に筋ジストロフィーを発症し、至極当たり前に出来ることが当たり前に出来ないからこそ、出来ないことは助けてもらうというスタンスのもと自分のしたいこと、夢に向かって生き抜いた人生。

何よりも難病ものでありながら、悲観的に描かず無理に泣かせようとしない演出。
明るく我儘で口ばかりだが、そこには人間らしさの魅力が詰まっており、そんな鹿野さんを演じた大泉洋さんも素晴らしい。
夢を持つことの大切さを、そして勇気を与えてくれる作品だ。
レク

レク