悲報をきいたとき
ほんとに残念だ
という想いで、なんとなく新しい作品(三浦春馬とは関係ないものでも)を観る気になれなかった。
こんなにまで愛されてるひとが、
こうなってしまったのが哀しいんだ。。
高畑充希がTwitterでつぶやいた見出しが気になって みたときに
‘どうか妄想や詮索はしないで
彼のチャーミングで素敵なところを思い出して‘(って高畑充希は自分自身に言ってるようだったけど)
ってそれをみて、単純に二人が共演してる作品をみたいな
って思った。
冒頭シーン ボランティアの現場に訪れた美咲、観てる側は彼女と同じ目線で、主人公 鹿野のあれやこれやの要望に 呆気にとられる。
題名みたく、夜更けに 1本のバナナを買いに行かされたり。
だけど、ただ単にわがままを言ってる嫌な奴って訳じゃなくって、
自分を生きるために
おかあさんに自分の人生を生きてもらうために
の言動なんだってわかってくる。
身体を自由に動かせない鹿野が 声を失いそうになったとき、医者から家には戻れないと言われたとき、
それじゃ‘生きてるっていえない‘って訴える。
生きることって。。なんだ。。。って考えた。
他にも
身障者とかそうじゃないとか関係なく、
⚫誰かに頼って生きる
⚫友だちなんだから悩みを相談する
⚫夢をもって生きる
みたいな そんな当たり前っぽい言葉たちがしみた。
印象的だったのは、エンドロール後の映像にうつっていた
実際の 鹿野サン もまた
生き生きとした表情をしていた。
大泉洋、高畑充希、三浦春馬
みんな想いが伝わってよかったと思う。