Thousand

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のThousandのレビュー・感想・評価

4.5
鹿野さん最初はほんとあんた何様?!ってかんじで図々しさとわがままぶりにびっくりして反感を感じたけれど、後半になるにつれて好感度上がっていくのでよかった。一周回ってあのスタンスを取っていたのかもね。自然体が1番楽だし上手くいく。自分に正直にいることで幸せでいられて、自分が幸せでいることで回りも笑顔にできるし皆が付いてきてくれるみたいなかんじで。
大泉洋さんの演技力が凄く上手くて、鹿野さんの回りにいる人達の大変さも、なんだかんだ愛される理由もよく理解できる。

揉めたりして自分から離れていこうとする人を追うことができるのもなかなか出来ない事だけど、鹿野さんは手紙を書いたり会いに行ったりできるのがすごい。相手を必要とすると同時に相手に対して愛情があるからこそできる事でもある。

田中君の人の良さや献身的で優しく真面目な性格が三浦春馬さん本人と被る所があって、映画の田中君みたいに好きな人と結ばれて幸せになってる姿を見たかった‥
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