ロサンゼルス暴動またはロドニー・キング事件と呼ばれる1992年に起こった人種暴動をおフランスに料理するとこうなるのか……と感心しきりな一作。
正直、"愛情深いミリー"というキャラクターの作り方に現実味がなくて、そのあたりを皮肉ったような邦題はある意味絶妙な気が(笑)。それはともかく、いっそミリーが保護施設の職員くらいの現実味があれば(ワタシ的には)よかったんだけど……とりあえず、監督にとってはハル・ベリーもダニエル・クレイグも客寄せパンダ以上のポジションにはない、というコトなのかもしれない(笑)。
それにしても、トイレって盗めるものなんだ……。