🖼勝手に秋の絵画展🎨⑮
1958年、フランス映画。
自由な画家の集まりで後にエコール・ド・パリと呼ばれるようになる草分けアメデオ・モディリアーニ晩年のフィクション。
画塾でジャンヌと出会い創作活動も最後の輝きを見せるモディだが、画家としての才能を認められず貧困と屈辱に喘ぎ酒に溺れて憐れだ。それでいて富豪との商談をご破算にするなどプライドだけは守っている。
それでも健気にモディを支えるジャンヌの一途な想いが美しくも悲しい。
モディ役ジェラール・フィリップの病気に堪えながら酔っ払って荒れる演技がリアルで上手い。
ジャンヌ役アヌーク・エーメはとにかく美しく際立っている。この方の美貌目当てでこの作品観るのもあり。
冒頭からちょくちょく顔を出す画商が死神のようで不気味。
監督 ジャック・ベッケル
キャスト
ジェラール・フィリップ
アヌーク・エーメ
ジェラール・セティ
リラ・ケドローヴァ
リリー・パルマー
リノ・ヴァンチュラ
レア・パドヴァーニ