WAT

バイオレンス・ボイジャーのWATのレビュー・感想・評価

バイオレンス・ボイジャー(2018年製作の映画)
3.9
さすが宇治茶監督、狂ってる!(笑)
ひとことで感想を言うなら、「いいイミでヘンなモン観ちゃった!😆」かな。世界初の全編ゲキメーション(描いた絵を切り取って紙人形劇のように動かして撮影)は一見の価値あり。 

ユニークなキャラクター達による不条理ホラーは、楳図かずおや諸星大二郎あたりを彷彿とさせ、けっこう残酷な描写もあるけど(PG12)、絵だから多少緩和されて見やすいかも。もし実写ならPG15ぐらいになりそう。

初日の上映館が東京・大阪・山形の3館のみしかないというのが、某カメ止め(あれは2館だったけど)を思わせて、マイナーなカルト映画かと思いきや、主人公ボビー役に悠木碧をむかえ、ボビーの両親はココリコ田中と藤田咲、ボビーの親友はサバンナ高橋と小野大輔、謎の娯楽施設バイオレンスボイジャーの運営者・古池は田口トモロヲ、そしてナレーションは松本人志!という豪華なボイスキャスト。

万人ウケはしないと思うけど、少しでも話題になって全国に拡大していって欲しいと思った。
WAT

WAT