あざらし

猫の恩返しのあざらしのレビュー・感想・評価

猫の恩返し(2002年製作の映画)
3.2
「もし あなたが ちょっと不思議で 困ったことに出会ったら そこを訪ねてみるといい
そこには…。」

小さな可愛らしい一軒家の洋館。窓には猫の置物が置かれていました。
一方、今日もハルは目覚まし時計をセットしているのに、朝寝坊で遅刻しそうです。
ハルはちょっとドジだけど、普通の女子高生です。

そんな彼女が下校中に助けたのは、二足歩行をし人間の言葉を話す猫でした。

同じくスタジオ・ジブリの作品耳をすませばの主人公:雫が書いた物語という設定である本作品は、耳をすませばのスピンオフと言えます。

猫が人間のように世界を作っていて、女子高生ハルがそんな世界を冒険するというファンタジー映画です。

猫好きの人ならば、きっと楽しめる映画だと思います。

人間っぽく振舞っていても猫だから、ちょっとハズレているところが可愛らしいです。

「ぜひとも、私達の住む猫の国へおいで下さいませぇ。」

…わたしも猫を助けたことあるから、いつか恩返しに来てくれるかな…?
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