必然的に『耳をすませば』が観たくなってくる作品。雫が書いたであろう物語という設定がいいし、音楽に『耳をすませば』の面影が感じられるところなんかは本当に最高。それにタイトルバックまでの展開が逸品でそこが私の一番のお気に入りなのだ。
キャストに俳優や女優を起用するジブリのスタイルは時として酷く耐え難い時もあるけれど、本作のキャスト陣はみんなハマっていて良かったなあ。
袴田吉彦のバロンがふつうにカッコいいし、渡辺哲、濱田マリ、丹波哲郎は正直上手いのレベルを越えていると思う。丹波さんの猫語にこんなに萌えるとはな…。
ハル役の池脇千鶴のキュートな声も好き!