あー、Vシネマだよね。
でもそのわりには暴力描写もエロもアクションも控えめ、ってかエロとアクションはほぼなし。
きうちかずひろ監督作品ってことで、もうちょっと小気味いいテンポでバイオレス描写前回で一捻りしたアイデアが散りばめられてて。。。ってのを期待したんですが。。。
うーん。正直テンポ悪くてタルかったです。。。
役者さんの質もあるのかな。。。主演の遠藤憲一さんに周りがついてこられない感じ。中には『素人か!』ってくらい棒演技の人もいて、ちょっと覚めちゃいました。
終盤、ある依頼を主人公の探偵が受けてからはようやくちょっと面白くなってくるんですが、ちょっとオチが雑(^_^;) そもそもそれ成り立つの? って設定も多いし。。。
よくわからないですけど、他人のパスポート使って、顔に包帯巻いて税関通過するって、そんなのできるもんなんですか(笑)?
血のりの使い方も、いかにも作り物な感じで。。。予算がないんでしょうけど、そういうのはこだわってほしかったな。
あと花屋の女の子。
あれだけ? 役目あれだけなの?
なんにも絡んでこないんだ。
もっと言っちゃえば、相棒のはずの遠藤憲一の探偵事務所で一緒に住んでる小学生くらいの女の子。血の繋がってない女の子とどうやって一緒に住むのかも謎ですけど(今の世の中、すぐに通報されそう)、彼女もほとんど活躍しない。なんのためのキャラなんだろう?
かつて、きうち版の「ビーバップハイスクール」や「カルロス」なんかを面白く観させてもらっただけに、今回は残念でした。
あ、下っ端のヤクザ役の人は良かったです(^^)