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引っ越し大名!のTSのレビュー・感想・評価

引っ越し大名!(2019年製作の映画)
1.3
【唸らされる策略がない】20点
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監督:犬童一心
製作国:日本
ジャンル:時代劇
収録時間:120分
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2019年劇場鑑賞51本目。
文化祭で多忙すぎて2週間1本も映画を見れていないという異常事態に陥ってました笑 落ち着いたのでまたぼちぼち更新していきたいと思います。さて、久々の映画館での鑑賞でしたが、いきなりハズレを引いてしまいました。もう本当にしょうもなかった。星野源や高橋一生のファンの方であればまだ見れますが、単純に中身がスカスカ。感動もなければ唸らされる策略もなし。唯一あるアクションシーンも失笑ですし、久々にどうしようもない時代劇モノを見た気がします。

江戸時代。姫路藩主である松平直矩は幕府から国替えを命じられる。国替えとはいわゆる大掛かりな引っ越しのことであり、ただでは済まされない一大事業なのだが。。

どこまでが史実かはわかりませんが、この松平直矩は実際7回ほど国替えを命じられたようでして、引っ越し大名と呼ばれたり。今なら簡単に引っ越しできますが、この時代、引っ越しなんて簡単なことではありませんし、しかもそれが藩単位となるととんでもないです。いわゆる引っ越し奉行なんてものがありますが、こんなみんなから反感を買うポジションに誰もつきたくない。どうしようか迷っていましたが、そんな中書庫番であった片桐春之介が引っ越し奉行に任命されるのです。

と、まあこのあたりまでは良いのですがそれからの展開が頗る淡々としています。というかいつまで経ってもこちらが納得できる案が出てこず、気づけばうまいこと国替えをしているという有様。全く説得力がないですし、描き方も下手。姫路から豊後に移動したはずなのに、近所に移動したくらいのスケールしか感じられない。終盤の移動シーンで戦いを余儀なくされるところがあるのですが、これもまた失笑。なんで高価な皿を投げて相手を懲らしめてるのか。せめて当たったら割れろよ。それがこの状況における皿の務め笑 わけがわからない。

そして何よりもこの片桐という主人公がパッとしない。終盤までモジモジしていて見ているこちらがイライラしてきます。やはりきっぱりとした決断力は大事なのだと思わされました。この主人公も、書庫番であったためコミュニケーション力があまりないという設定なので仕方ない部分があるのですが、それでも素直に見ていてイライラしました。カタルシスがないから余計ですね。

特に評価できるものがないためこの点数。国替えという興味深い要素を持ってきているのにこれはとても勿体ない。