にっきい

フォルトゥナの瞳のにっきいのレビュー・感想・評価

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)
3.2
有村架純ちゃんのお顔ぱんぱん!(笑)

予告見てちょっと期待してた作品。
こう言うSFぽい要素のあるラブストーリーって結構好きかも(笑)

僕の選択を許してほしい、って話し。
生死の境をさまよったら特殊能力が発動しちゃった系の話しで、設定としては決して珍しくはないんですが、なかなか面白かったです。
主人公が有り得ないくらい良い人。
そして同僚が有り得ないくらい常識ない奴。
仕事の邪魔をするのに客から預かったものを汚したりするのは、普通に考えて1番やったらあかんことやろ?
それでも許す主人公って…。
もし自分に相手の死期がわかったら、どう行動するんだろう?
何もしないのが正解だけど、恋人や家族、友人だと助けたくなるだろうな。
でも運命に干渉した歪みが自分に返ってくるとしたら…。
それでも相手を助けられるか?難しいですよね。
主人公は好きな人の居なくなった世界で普通に暮らしていく、そんな未来を選びたくないから命がけで運命を変えるんだけど、それって逆の立場からしたら、凄く悲しい事じゃないかな?
自分を守る為とは言え、愛する人が居なくなった世界で生き続けなくてはいけない…、どちらが幸せなのか、本人にしかわからない事ですよね。
主人公と彼女の出会い、ちょっと強引で上手く行き過ぎだと思ってたら、それには理由がありました。
そして劇中に違和感のあるセリフがあったんですが、それも上手く回収されてました。
ただ一つ気になった事があるけど、ネタバレになるかも知れないから書きません!(笑)

いつも思うんですが、シネコンの売店ってなんであんなに高いんでしょうね?(笑)
昔の映画館の売店が高いのは、劇場の中という閉鎖空間だから仕方なかったと思うんですが、今のシネコンの売店は誰でも入れるオープンスペースなのに高くする意味がわからん!
それでも売れるから需要と供給のバランスってやつですよね…。
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