死を目前にした人間が透けて見える特殊能力『フォルトゥナの瞳』。
木山慎一郎(神木隆之介)はこの力を使い人助けをしようとするが、他人の運命を変える代償として自分の寿命が縮んでしまうことを知る。
良くも悪くも教科書通りといった作品。
展開もオチも早い段階で読めてしまった。
「人は1日の中で9000回何かを選択(決定)している」
という劇中の言葉が気になり調べてみたが、日本で広く知られている人間の1日の『決定回数』が9000回だという説に根拠は何もなく、9000回ではなく35000回だという米国の研究結果もあるらしい。
作品自体はあまり楽しめなかったが、上記の『決定回数』についてや意思決定に上限があるということを調べるきっかけになり勉強になったのでよかった。