ひかる

皇帝ペンギン ただいまのひかるのレビュー・感想・評価

皇帝ペンギン ただいま(2017年製作の映画)
3.8
子育ての過酷さ。

意中の相手とつがいになり、夫婦となる
皇帝ペンギンたち。そしてメスは産卵し、卵をオスに託しエサ取りにいき、オスは卵を守りメスの帰りを待ち、帰ったメスは、オスと卵からかえったヒナにエサをやり…。

説明は容易いが、その中には果てしない距離の移動や、卵を狙うものの脅威、卵を落とさないようにする緊張感、など、皇帝ペンギンの夫婦の子育てはとても過酷なものだった。

やがて卵から孵った新たな命は、次の皇帝ペンギンとして、過酷な子育てに耐えうるよう、ヒナから小さな皇帝ペンギンとして、厳しい環境を成長していく。

可愛らしいペンギンやヒナ。だが環境はあまりに厳しく。
それでも、ペンギンたちが進みだすのは、組み込まれた遺伝子だろうか。
と、冷静に観ても。
やはり、ペンギンはふわふわで丸く。可愛らしく。癒され

面白かったです。私には良い作品でした。

primevideoにて。 2021/06/06/。
ひかる

ひかる