あーぁ

書くが、ままのあーぁのレビュー・感想・評価

書くが、まま(2018年製作の映画)
3.5
保健室に大量に貼り紙するイジメっ子どもの無駄な熱量よ。

ちょい最近ポンコツ見過ぎてホラーに食傷気味なのでたまには良作みんとな、、、って事でかわい子ちゃん補給も兼ねてやはり見るなら邦画が一番よな!

これね、辻凪子ちゃんが2020年辻凪子アカデミー賞でこの監督の新作を上げておられたので気になっていたのですわぁ

新作の方は一時期Twitterで公開されてたらしいけど今は上映が決まってツイ消しされたからこの監督の過去作で気になっていたコチラを見んよ〜


気持ちをうまく言葉にできず文章に思いを書き綴る事でしか感情を表現出来ず、そんな無口でぶっきらぼう故に学校ではイジメに合う松木ひなの。
そんなある日、彼女は逃げる様に飛び込んだ保健室の先生に心を開いていくのだが、、、


ぬぬ〜!このヒロインの子の存在感ヤバくないっすか!?
アイドル出の女優とは思えない表情とこの瑞々しさ。ちょい目が離せないもんがありましたねぇ。
中村守里ちゃんっていうんか覚えとこう。

このいじめられっ子のいわゆる成長物語ではあるのですが、タイトル通り書くが、まま。思いを詩で綴るこの繊細でいて初々しい感情が彼女の世界を取り巻く劣悪な環境を包んでそしてラストで昇華させるあの美しさにまんまと心を奪われてしまったのであります!

ムーラボ作品と言うこともあり音楽が彼女の背中を押し、やがて周りをも変えていきジャケの包容力凄まじきラストに繋がって行くんがまぢ胸熱でしたわぁ

ただ個人的には先生があんまし好きなキャラやなかったのがなんともでしてね、
そこがあんま乗れませんでしたわ。

まぁ不倫して『売女』とか貼られるんはまだわかるけど『BBA』とか『クソ野郎』てただの悪口やん。笑

そもそも中学生が『ビッチ』って言葉知ってんのが怖い。わしオナニーもセックスも中学ん時知らんかったで、、
まぁイジメっ子女どもの方が圧倒的にクソブスなのな。

とりま大人も子供もみんな言葉に出来ない思いを抱えて生きてて私もこうやってレビューではちんちん、おっぱいと言葉に出来るけど普段は大人しい26歳なんよ。
そろそろ嫁にもアナルにかける思いを言葉にして伝えたいねぇ。
あーぁ

あーぁ