作家マルグリット・デュラスが1985年に発表した自伝的小説「苦悩」を、エマニュエル・フィンケル監督が映画化。
原題:La Douleur
1944年、ナチス占領下のフランス。
作家のマルグリッ…
ナチス占領下で逮捕された夫の消息を追い続ける女性の苦悩と葛藤の日々を描いた壮大な作品。
極限状態における、愛というものの確かさを突きつける。
強く抱いていた愛がいつの間にかうつろい、さまよい、終わ…
このレビューはネタバレを含みます
待つしかないのはとても辛い。
生きているかもわからないし…苦しいしおかしくなるよね
けれど、こんなに待っていた人がやっと戻ってきたのに捨てちゃうの?と思った。色々あるのでしょうけど。
原作のこと…
ナチス占領下のパリでゲシュタボに連行された夫ロベールの帰りを待つ妻マルグリットの苦悩を描いた、マルグリット・デュラスの自伝的小説『苦悩』をエマニュエル・フィンケル監督が映像化した作品。マルグリット・…
>>続きを読むあらすじ紹介から主人公マルグリットが逮捕された夫を取り戻すために危険を冒す部分がメインかと思っていましたが、鑑賞中の体感時間的にはナチスの占領が解かれた後の方が長く描かれています。
逮捕された夫の…
バンジャマン・ビオレの魅力が炸裂。ミュージシャンなのに俳優として優秀すぎる。強い眼差しとでかいガタイが本当にカッコ良かった。そら、マルグリットも子が欲しくなるわ。
不在や不確かさによって気持ちが激…
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