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パニック・イン・スタジアムのtakのレビュー・感想・評価

3.2
7万人の観衆を集めたフットボールの試合中、一人の狙撃者が現れる。理由もなく発砲する犯人と、阻止しようとする警察、SWATの面々。

70年代にはパニック映画と呼ばれるジャンルで多くの作品が製作された。中でも秀作とされる映画は、過酷な状況にある複数の人間ドラマを並行して描きながら、ラストに向けてまとめ上げる。この映画も然り。描かれる人生模様がどういう結末を迎えるのかに、引き付けられる。

映画冒頭の主観移動のカメラが印象的。自然と観客の一人に、時に犯人の目線に置いてくれる臨場感。
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